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episode2:今日のルール
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「口ん中、いじられるの気持ちいいな?」
尋ねても首を縦に振りっこないのを知っていて、わざと問いかける。
「んんっ、あぁ……っ」
肘の辺りまで音芽の唾液で濡らされた右手を彼女の口の中をこするようにしてからから引き抜くと、そのままその指を音芽の秘部に伸ばす。
「あっ、はるま、さっ、イヤッ」
口が解放されて第一声が「イヤ」とか……。
音芽らしくて思わず笑みがこぼれる。
「なぁ音芽。……イヤもイイも、今日は包み隠さず全部俺に吐き出すんだぞ? ――いいな?」
何を言われても俺が音芽にすることに変更はない。ならば思う存分お前の可愛い声を聞かせろよ。
俺は音芽が気持ち良くて喘いでいる声も好きだけど、恥じらって嫌がる声にもそそられるんだ。
「唇を噛み締めて声を押し殺すのとかは禁止、な? ちゃんと伝えられたら俺もお前のいうことを尊重して恥ずかしいことしないかもしれないぜ? 今日はそれをルールにしよう。頑張れるな?」
そんなつもりはさらさらないくせに、言えばやめてやるかも?とか示唆して音芽をそそのかす。
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