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俺の提案に音芽が一生懸命コクコクと頷くのを確認してから、
「いい子」
言って、ぬめりを確かめるように亀裂に沿って這わせていた指を2本、何の前触れもなくチュプッと音芽の膣口に挿し込んだ。
「ひ、あっ……」
途端小さく悲鳴を上げて、音芽がギュッと背もたれを握りしめて腰をよじる。
俺はそれを胸と下肢に伸ばした手で動けないように固めると、そのまま音芽の様子を見ながら内壁の、少しぷっくりしたところを指先でトントン、と軽くノックする。
「あっ、温和っ、ヤダ、……そこ、ダメぇっ」
言葉とは裏腹に音芽の中がギュッとしまって、中から愛液がトロリと俺の手を濡らす。
「ダメ、じゃなくてもっと……だろ?」
耳元に唇を寄せて吐息を吹き込むようにそう言ったら「違っ!」とか。
「音芽さんは下のお口は素直なのに、上のお口は嘘つきですね」
クスクス笑って揶揄うようにそう言ったら、音芽が小さく身じろいだ。
「そん、なこと……ないっ」
小さな声で抗議するのがまた可愛くて、そういうところも含めて俺はお前が愛しくてたまらねぇんだと再認識させられる。
「じゃあ聞くけどさ……。音芽、俺のこと、好き?」
聞くと「ん、……大、好き」って、そういうときは素直とか! ホント可愛いな、お前。
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