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音芽の脚の間に、固く張り詰めた屹立を〝何の覆いもないままに〟当てがってから、音芽を抱きすくめて耳元でささやく。
「なぁ、脚、閉じろよ」
音芽は俺の指示の真意を取りかねたのか、「え?」とつぶやいて俺を振り返った。
「お前のここ、すっげぇトロトロに濡れそぼってんだよ。知ってるか? 椅子にも滴ってるんだぜ? そのぬめりがどれほどのもんか、挿入れる前に堪能させてくれてもいいだろ?」
音芽が恥ずかしがるように、わざと具体的に彼女の下肢の状態を話すと、音芽が恥じらうように小さく身じろいで「ヤダ、温和……言わない、で……」と顔を伏せた。
「音芽、顔伏せたらお前の声が俺にちゃんと届かねぇんだけど? 今日のルール、忘れたの?」
意地悪く後ろから音芽の顎をすくい上げるようにして顔を上げさせて問いかける。
「返事は?」
耳朶を喰んで追い討ちをかけると、「っ、……はい、ごめんなさっ」と消え入りそうな声で応える。
俺は音芽の声に煽られて、彼女の腰をグッと引き寄せると、俺の指示通り固く閉じられた内腿に向けて抽挿を開始する。
音芽の脚の間を濡らす透明なぬめりは、俺が彼女の秘芽を擦り上げるように動くたび、止め処なく新たな蜜を吐き出して。
「あ、んっ、っ、はる、まさぁ、そこ、こすっちゃダメっ」
膣内に入れているわけではないのに、そのヌルヌルした感触と、音芽の身体から立ち昇る熱とで、まるで挿入れてしまっているかのような錯覚を受ける。
「お前の身体っ……本当エロいな」
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