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後ろからシャツワンピの中に両手を差し入れて、音芽の胸のふくらみを下から持ち上げるようにもみしだくと、その快感を逃すみたいに音芽の脚がさらにキュッと閉じられて。
柔らかくてすべすべな音芽の肌が、ほんのりと汗ばんでしっとりしているのがたまらなく艶かしい。
俺は音芽の服の裾から手を抜くと、性急に彼女のワンピースの前ボタンを数個外して音芽の白い肩を肌蹴させた。
後ろから見ると、ピンと勃ち上がった乳首がちらりと見えて、物凄く色っぽい。
それに言いようのない興奮を覚えた俺は、思わず首筋に噛み付くようなキスを落とした。途端、音芽が「やっ、温和っ、見える所は、ダメっ」って眉根を寄せて。
バカ音芽。そんなん言われたら逆につけたくなんだろ、この女は俺のもんだって印。
「今更だ、音芽。もっと早く言ってくんねぇと」
本当は十分に間に合ったはずなのに、音芽の首筋に紅い鬱血の後を遺してから、その後を辿るように舌を這わせる。
目立つ痕を〝ここに付けたから〟と音芽に知らしめるために。
「温和の、意地悪っ」
音芽はそんなことを言って俺を睨んでくるけれど、彼女が本気で怒っていないのは声の調子から分かる。
支配されることに快感を覚える俺の彼女が、そういうのが嫌いじゃないことを、俺は知っているのだ。
音芽が俺に抗議するみたいに脚にギュッと力を込めてきて、本気でヤバイって思った。
このまま続けたら彼女の内腿で達ってしまいそうだ。
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