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そんなことを2日、3日繰り返してから、ここ数日と同じように音芽のお尻に触れた温和が、「おっ」と声を出して嬉しそうに音芽のスカートをまくりあげた。
「は、るまさっ」
そうしてそんな日は、音芽もいつもより積極的に温和に応えるのが常なのだ。
「あ、……温和っ、待って。お願っ、も少し、ゆっくり……」
普段より余裕なく性急な温和からの責め苦に、音芽がもう少しゆっくり進めて欲しいと懇願するのだけれど。
「……バカ音芽。1週間も待たされたんだ。……無理に決まってん、だろっ」
すぐ耳元。
音芽の小さな身体に覆い被さるようにのし掛かってきた温和が、音芽をギュッと抱きしめながら切なくそう訴えてきて。
音芽は何も言い返すことが出来なくなってしまう。
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