アイヌの伝説。

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アイヌの伝説。

 あなたは知っているだろうか? かつてアイヌの民から『カムイ:神』と、呼ばれた存在を。 それはアイヌの民に幸福をもたらし、森に民と共に隠れ住むもの。 『カムイ』 『村の守り神』 かつて森と共に民と生きた、大型の日本最大のフクロウ。 『シマフクロウ』         たがアイヌの民と共に衰退(すいたい)し、 その数を減らしている。 カムイを敬い、森を愛するものは、アイヌの民と共に 居なくなった。 誰しも神にあこがれ(うやま)い、森の神が住む森を、 人間は開発という言葉で()(つぶ)し、()みにじった。 本土の人間がアイヌの民を踏みにじり、 彼らの土地を奪い取った末に、アイヌの民を滅ぼしたように。 アイヌの神は、今どこに? カムイは死んだのか? アイヌの神はアイヌの民と共に滅びたのか? コタンコロカムイ。 彼らは、今どこに?
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