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そういえば、あの時のこと面倒くさいことになると思ったから家族全員に言わなかったんだっけ?
下手したらストーカー行為とかしてたやつらが殺されると思ったからな。
あー、どうしよう?
「説明しろ月兎!!」
「説明してください月兎様!」
「あー、」
どうしようか目を彷徨わせてたら副会長と目があって何か言いたそうな目で俺を見てた。
これ幸いと思って副会長に声をかけた。
「?どうかしましたか?副会長?」
「えっと…」
副会長は俺が無視してる叔父さんと空さんが気になるのかチラチラと2人を見て言い淀んでた。
気にせずに言うと気にしながらも口を開いた。
「その人達の処罰はどうしたのですか?」
「あー、確かストーカー行為とかをしてたやつらをボコってた奴らにはやりすぎだったから説教と一週間、口を聞かないことにして、みんなからボコられた奴らは……そういえばいつの間にか会うこともなければ見なくなってたな」
多分、彼奴らが排除したんだろうけど...
まぁ、父さん達に比べれば大丈夫だろう...多分
「そう言えば、副会長。別に隠してないから言いますけど俺、副会長達、生徒会と風紀委員会の幹部とはあったことありますよ?」
ちょっとした悪戯心で言うと副会長は驚いた後に考え始めた。
勿論、会ったのは御子神 蒼葉としてじゃなくて《laurus》の副総長、青鬼としてだ。
俺は考えてる副会長さんを見て喉で笑った後に無視されて不満げにしてる叔父さん達を見た。
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