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だけど……だけど、どんなに那奈や店長といても、どんなことをしていても恭介さんを忘れることは出来なかった
それは、一ヶ月近くが過ぎた今もそう
なんだか、恭介さんと初めての夜を過ごしてからまた再会するまでの2ヶ月の時みたいだった
朝起きた時も朝ごはんを食べる時も、仕事をしている時もお風呂に入っている時も、寝る時も……
どこにいても、何をしていても、誰といても、無意識のうちに恭介さんのことを思い出している
恭介さんのことを考えている
恭介さんのことを思っている
あんなに酷いことをされたのに、まだ好きでいる
会いたくて、しょうがない
だけど、会いたくない
もし、何かのきっかけでもしまた会ったら、その時の私はどうなってしまうのだろう?
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