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致死的な一撃は、声を上げる事する許さず店主をその場に倒れ込ませた。
男はその上に馬乗りになり、
「お前のせいで、お前のせいで、お前のせいで……」
何度も何度もナイフを突き刺した。
微動だにしない店主からは、抜き刺しするたびに血飛沫が上がる。
ようやく手が止まった男は、息を切らしながら立ち上がるとポラロイドカメラを手に取り、自分レンズを向けシャッターを押した。
出てきた写真を持って画像が浮かび上がるうちに息も整った。
「やっぱり、あんたはインチキだよ」
写真を一瞥すると、倒れている店主へと放り投げ、
「復讐する殺人者の顔は、悲しんだり狂気染みてたりしないもんだ」
店主の上に落ちた写真の男は、血塗れになりながらも満面の笑みを見せていた。
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