第2章 焦れったい、愛

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「なら着けろ、話はそこからだ」 「いや絶対にい、や……死んでもつけないわっよ……んァ」 「物騒な事を言う……ほら見ろこんなに濡れてやがる いい加減、堪忍しろや」 下を弄られまくれ、私は碓氷の指を締め付けていた 理性が保てない 「_______________……もう、無理……ぃ 理人……」 「っ下の名前で呼ぶのは、ずりぃだろ」 碓氷はベルトを外し、下着から大きく勃った陰茎(いんけい)を取り出す 私は獲物を見るように、唾液が止まらなかった やっとのやっとだ、彼も我慢が出来ないのだろう 「……はやく、挿れて」 「………………挿れねぇよ」 「え?」 どいう訳か、彼は陰茎を私の太腿の間に挟み、動かす 濡れた愛液と混じり、音が生々しい 中に挿れてないのに、太腿で感じているということに 私は驚き、声を出す 「っ……い、何で……んァ……いや」 「っはぁ、感じてんだろ?…………素直になれ」 こんな最悪な焦らしは初めてだ。 膣は非常に彼を求めている。なのに中に入れてくれない でも気持ちいい。 「……いぃ……ダメ……りひと……」 後ろから突く理人は、腰を動かしながら 私の胸を弄る。 時たま、耳元で囁く言葉は、媚薬のような効果を齎す 「澄麗……………………っっ」 「んァ……イッ_____________……」 精液は床に垂れて、まず二人は息を整える 「……私、また貴方のこと嫌いになりそう……」 「…………あんなに感じてた、のにか?」 「うるさいっ!じゃあ私行くから」 拗ねた表情で、鞄を拾い上げ肩にかける 「おい待て」 彼に呼び止められ、私は足を止める 一体何なのか、と後ろを振り向くと 彼は腰を少し低くして、私にキスをする それも腰をしっかり掴まれた状態で 「……体を大切にしろ澄麗」 何度も聞かされたその言葉に、腹は立ったが 返す言葉もなかった。 _______________今更、 「如何して男って、何時も名残惜しいのかしらね」 と嫌味ったらしく告げて、この屋敷から出る 「…………分かんねぇな、女ってのは 特にあのお嬢様は」 _______________ この作品を読んでくださった方 ありがとうございます そして更新頻度が遅くなってしまいすみません。 余談ですが、最近本屋に行く時は必ず女性コミックス に立ち寄って、ヤクザ関連の漫画を探しています笑 いい本があれば、一冊と、三冊手に取って会計に 行くのですが、 「(こやつヤクザばっかだな……欲求不満か?)」 と店員さんに思われてそうで(勝手な思い込み) ちょっと恥ずかしいです。 堂々とどんな本も買えるようなレディーになりたいですね笑 よく分からん余談に最後まで付き合って下さり ありがとうございます このご時世、コロナには十分気をつけてお過ごしください
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