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第1章 男と女の本質
ショパン エチュード嬰ハ短調 作品10ー4 第3番が中間部を除き穏やかで美しい旋律に支配されている一方で、第4番は激しく情熱的である。そんな細かい説明を聞いただけで飽き飽きしてしまう。
そんな曲がレコードプレーヤーを伝って教授の書斎に響き渡っていた。それと同時に生々しい喘ぎ声と吐息が音楽を消し去っていく
「……っあっ……まっ、あ」
棚にしがみついて後ろから勢いよく突かれる、時々耳元で「いく?感じてるのかな?」と甘々で言われれば子宮が疼いて膣が狭くなる。
「っ狭っ……くっ…………」
中にたくさんの精が出されて外へ溢れ出す。大体なら之で終了だが、賢者タイムというものは私達に存在しなく再びスイッチが入る、熱くて太いものが中に入るが、ぴたりと止まる
「先生、私門限があるのでそろそろ……迎えも来ちゃうので」
「んーそっか、それは仕方が無いな、荷物片付けないとね」
この部屋に入った時、扉先で先生に襲われてセックスをしたから、荷物の中が飛び散ってしまった。一個一個拾っていると、急に太いものが入った
「ちょっ、先生……ま、」
「ほらほら時間ないでしょ、まだあそこに落ちてるよ」
「あっ、……突かないで……あんっ」
なんのプレーか分からなくなるが、攻められている時は絶頂に気持ちがよく、もっともっと掻き乱してほしい
「も、今日っ何発……んっ」
口が塞がれて舌が入る、腰が止まらなくなって、もっともっと欲しいと強請ってしまうが、突然の着信音に現実に戻る
「先生、本当にごめんなさい……私帰ります」
「君の家の事情は分かってるから、大丈夫だよ、続きはまた明日でも」
「有難うございます」
先生は最後に甘いキスを唇に落とし手を振る
私は健気に頭を下げて、慌てて校内から出る。既に外には迎えの黒塗りの高級車が迎えに来ていた、扉は自動で開けられ座り込む。
「遅かったですね澄麗さん」
いつも送迎する運転手の声が違うのと、そして聞き慣れた声にスっと顔を上げる
「碓氷……どうして」
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