クチナワサマによろしく【差分】

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「何で、俺?」 「帯刀くん、頼りがいがあって……、カッコいいじゃん」  思わず、真顔になってしまった蒼大だ。 「マジで、そんなこと言ってんのか? 思ってんのか?」 「ダメ、かな?」  いやいやいや、全然ダメじゃない!  澪のことは、以前から気になっていた。  友達以上になれると嬉しいだろうな、と考えていた。  だがしかし。 「参ったな……。俺、頼りがいないし、カッコ悪いぜ」 「そう思ってるの、本人だけだよ」
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