僕とバケモノと_

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その日のお風呂は、傷が染みてとても痛かった。 それでも、自分の血と汗と、バケモノの血と涙と、そして犬の血と、さっぱり洗い流してしまって、いつも通り、一人で何もかも済ませて浴室から出た。 廊下の花瓶は底まで乾き切っていた。水やりは僕の仕事だったから、少し反省した。 枯れたオキザリスを抜き取って、僕は、もう一度公園へ行く事にした。
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