0人が本棚に入れています
本棚に追加
4月3日
スマホのアラーム音で目が覚める。
スマホの時刻は午前7時と表示されていた。
「もう朝か・・・」
そう言って、私は目をこすりつつ起きる。
「志貴、おはよう。」
「おはよう・・・」
部屋を出るとお母さんがいた。
「今日は入学式でしょ?遅刻したり忘れ物があったらダメだからね。」
「わかってるよ・・・」
そのやりとりの後、私は顔を洗い、朝ご飯を食べ、歯を磨き、制服に着替えた。
「へぇ〜、今思うとなかなか良い制服じゃん。」
そして、私は忘れ物が無いか再度確認して玄関を出た。
自分のアパートを出ると、澪が自転車に乗って待っていた。
「しっきー、おはよう。」
「おはよう、澪。」
「今日は入学式だね。自転車、早く取って来なよ。」
「うん。」
私は自分の自転車に乗り、澪と一緒に高校へ行った。
最初のコメントを投稿しよう!