高校入学前の春休み

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「今日はこのくらいでいいよね・・・」 課題がひと段落し、私はスマホを手に取る。 「あれ?通知が来てる・・・」 ラインに通知が来ていたので、見てみたら私の親友の栗原澪からだった。 澪【志貴、課題どう?】 志貴【多過ぎて全然終わらない!澪は?】 澪【私も私も!あの量は異常だよ!】 志貴【それにしても、澪と同じ高校で嬉しいな。】 澪【そうだね!それに奈緒と由香も高校に合格したみたいだし!】 奈緒と由香というのは、私の他の友達である。中学時代は4人で仲良く過ごしていた。 志貴【そうなんだ。まあ、私達は私達で頑張ろう!】 澪【うん。じゃあ、おやすみ〜】 志貴【おやすみ】 ラインのやりとりを終え、私はスマホを閉じて充電器に差す。 時計は午後11時40分を指していた。 「さて、そろそろ寝るでごぜーます。」 そう言って、私は眠りについた。
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