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ーーーーーーーー 「えーとですね、俺らたまたま集まってた時に最近流行りの怪物騒ぎに巻き込まれまして…」 耶俥の当たらずも遠からずな言い訳。 まあ巻き込みたくはないし、別にほぼほぼ自分たちからどっぷり足を突っ込んでいることを除けばあながち間違ってない。 「ふーん、私やっくんにこんなバラエティ豊かなお友達がいたのにビックリよ。特にそこのちっちゃな男の子、喰っちゃいたい」 「黙れド変態」 かなり怯えたような表情の少年を庇う西園寺。 「え?やっくん…」 「はい?」 「(あや)ちゃんNTr「てません!」 言葉の先を理解したのか全力で止めに来る西園寺。 「とりあえず怪我人治療したいんだから大人しく手伝え腐女子」 「あぁん、ひどぅい」 …これは天丼というやつか。 妖魅衣織の反応を見る限り日常茶飯事(いつものこと)のようだし。
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