フレンド申請

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今日は始業式のみなので、午前中で終わったので、これから3人でお昼でも食べに行こうという話になった。 男子高校生ならやっぱ肉っしょ?という楓の提案により、ステーキBANGという値段の割に馬鹿でかいステーキが売りの店に来ている。 「いらっしゃいませ〜お客様何名様でいらっしゃいますか?」 店内は薄暗い照明に、今年流行ったようなノリのいい曲がかかっている。椅子やテーブルは白と黒のモダンな色でまとめられていて、お洒落な空間が出来上がっていた。 僕がキョロキョロと店内を見回しているうちに、翔が3人ですって答えたようだった。 ぼーっとしているうちに翔と楓は決めたようで、 「雪は何にする?」と楓に問われる。 はっとして、慌ててメニューをみていると、 「ふふっ、、、。」 「???」 「ゆーきちゃん、メニュー、上下逆だよー」 楓の間延びした声で何故翔が笑ったのかがわかった。 「ちょっと2人とも!もう少し早く教えてくれればいいのに、、意地悪、。」 むぅと、頰を膨らませると、また翔が笑う声が聞こえた。自分の顔が熱を持って赤くなっているのがよくわかる。 「ふふふ、ごめんごめん。雪があまりにも可愛かったからさ。」 「な、、だ、だから男にかわいいとか言うなって!かわいいって言われても嬉しくねーんだってば!」 全く悪びれた様子もなく、2人は 「ごめん、ごめん」「つい、ね。」 と僕に謝った。 ステーキを食べた後もショッピングやゲームセンターでゲームなど楽しい時間を過ごした。用事があるとかで、楓は5時ごろになるとごめんと謝りながら帰ってしまった。 「俺らも帰るか、、。」 「そうだね、」 と同意しかけて、朝母に頼まれたものを買っていない事に気がついた。 「あ、ごめん!帰る前にここのスーパー寄ってもいい??ちょっと朝母さんに頼まれたんだけど買うの忘れててさ。」 翔は、「いいよ」とあっさり承認してくれた。
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