痴漢されても耐えた女の子…のはずだった

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(う~、おしっこしたい…) 電車の中で、黒川汐里は強い尿意を感じていた。 といっても汐里は同年代の女の子に比べ、おしっこの我慢がしやすい体質で、現に他の女の子ならチビってもおかしくない程の尿意を全くチビらずに耐えている。 もじっ、もじっ と何度か腰がよじれてしまうが、肝心の女の子の部分は全く濡れていない。 快速の一駅の間隔は長く、いつもよりも時間がゆっくりに感じられた。 車窓の遠くに最寄駅に入っていくトンネルの入り口が見えてきて一安心する。 電車が地下に入り、車内の明かりが蛍光灯だけになるが、汐里には逆にトイレに行ける安心感をもたらす光だった。 電車のスピードが徐々に落ちて、そしてゼロになる。 ドアが開いて乗っていた人達が一斉に降りた。 本当はいの一番で降りたかったが、女子高生が我慢の限界でトイレに駆け込むのは恥ずかしすぎるため、汐里はある程度人が出てから降りた。 この駅は広く、トイレは地下通路をかなり通った先にある。 そのトイレまで早足で、しかし大股にならない程度に歩く汐里は、何かが触れる感触を下半身に感じた。 (ん…?) 最初は通行人のバックか何かが当たっただけかと思ったが、自分のお尻がスカート越しに揉まれる感覚で確信を得た。 (痴漢…なんでこんな時にっ…) 痴漢をされたら声を出して警察に突き出せば良い。 しかし、気の弱い汐里にはそれは出来なかった。 今までも、そのモデルを疑う容姿から幾度となく痴漢をされた事のある汐里だが、その度に相手がやめるのをただ待つというのを繰り返していた。 (この痴漢も、多分すぐやめるでしょ…) そう思っていた。 さらに言えば、今突き出してしまって万が一口論にでもなってしまったら、おしっこをその間我慢していられるか微妙なのだ。 しばらく痴漢に触られながらもトイレに向かっていたが、段々と痴漢のやることがエスカレートしてきて、汐里も更に速歩になっていた。 (嘘…この痴漢しつこい…こんな時に…) お尻を揉むだけでなく、スカートをめくって触ってきたり、今汐里にとって一番触れて欲しくない女の子の部分すらも指でこすってくる。 (いやっ…んっ、やめっ…て…) しょろっ 激しい尿意を我慢する汐里の女の子の部分、そこに痴漢が指をこすってきて、ほんの少しだけおしっこが漏れ出てしまった。 (あっ、えっっ、いゃっっ、) チビったことすらほとんどない汐里にとって、パンツにおしっこをチビってしまうことなんて緊急事態でしかなかった。 さらにおしっこをチビってしまったことで、痴漢には汐里がおしっこを我慢している事がバレてしまった。 (くふっ、くっ、きゃぁっ、きゃっ) おしっこを我慢している事がバレてから、痴漢はさらにエスカレートし、遂にパンツの中に手を入れて直にお尻を触ってきた。 しょろっ… じょろっっ… 我慢が緩んでさらにおしっこをチビってしまう汐里だったが、女の子の部分はなんとか決壊を免れる。 (だめっ、ほんと、やめっっ、) 幸いまだ女の子の部分を直に触られていない分おしっこの我慢に致命傷をくらってはいないが、それでも汐里の尿意はそろそろ限界が近づいていた。 しょろっ… そんな中、やっと目的のトイレの入り口が通路の奥の方に見えかかった。 (見えたっ、んっ、だめっ) しゅ…しょろっ…しょろっっ 痴漢に触られながらも、なんとかトイレに駆け込もうとする。 しかしこのトイレ、人の通る大きな通路からさらに一つ細い通路に分岐して入る必要があり、当然そうなれば大きい通路にいる人からは死角になる。 尿意で頭がいっぱいで、そんな事に気づかなかった汐里は、トイレに入れる細い通路に駆け込む。 (はぁっ…はぁぁ…っ…やっと…) 安心しかけた汐里の手を、痴漢が掴んだ。 (…えっ!?) しょろっ… この時汐里は自分のミスに気がついた。 この通路はトイレを使う人しか入らないため、そもそも滅多に人がおらず、大きな通路からは死角。 汐里は女子トイレの5m程前で、痴漢に完全に捕まってしまった。 (ちょっ、ほんとっ…だめっ…もう…) しょろっっっ… 何度も決壊を耐え抜いてきた汐里のパンツは、その純白だった生地がほとんど黄色く染まっており、汐里のおしっこの匂いが染みてしまっていた。 (ぁ…っっ、だめっ、) しょろっ そのパンツを痴漢が凝視している時ですら、汐里の女の子の部分は耐えきれずおしっこをチビってしまう。 既に濡れきったパンツは、ろくに汐里のおしっこを吸収してくれずに地面に滴ってしまう。 しゅっ…しょろっ… 痴漢は汐里の濡れきったパンツをズラし、直接汐里の女の子の部分を触ってきた。 (きゃんっっ、いやぁぁ、だめっ、だめっ) しょろろっ…しゅ… なんとしてもお漏らしだけはしないと、最後の乙女の意地でおしっこの我慢に全力をかける汐里を嘲うかのように、痴漢は指で汐里の女の子の部分を弄ってくる。 (きゃ、ぃゃっ、ゃ…ぁ、っ、) それでもなんとかお漏らしだけはしない。 汐里の女の子の部分の最後の力を振り絞って、チビるおしっこを止めた。 なんとか止まってくれたが、もう汐里の疲弊しきった女の子の部分はそう長くは我慢していられないと汐里は理解し、最後の力を振り絞って痴漢振りほどき、女子トイレに駆け込む。 (はぁっ、っ、やったっ、ぁっ、っ、) しゅっ…しゅっ…ぴゅっっ…しょろろ… もうチビっているのか漏らしているのか分からないようなおチビりをしてしまうが、迷わず女子トイレに走る。 女子トイレの看板が近づいて、入り口まであと2mくらいのところで、汐里のパンツをはき直していない、モロ出しの女の子の部分に何かが当たる感覚があった。 (っ…!?うっっ、っっ、んんっ、?!) それは痴漢の最終兵器、電マだった。 しかも震動が特に強いタイプの電マの、さらにいきなり最強レベルに設定された震動だった。 電マはその無慈悲な震動で汐里の女の子の部分を直に、そして余すところなく責めた。 (いゃっ、いやっ、いやぁ…っっ、ぁ、っ、) どれだけ痴漢をされても、なんとしてもお漏らしだけはしなかった汐里の女の子の部分。 それでも、この電マの震動には耐えることが出来ずに… ちょろっ… ちょろっっ… ぴゅっっ… じょろっ… しゅっ… しゅわっ… じょろろろろっっっっ… じょわぁぁっっっっっっ… しゅちゅゅゅゅっっっっっっ… 痴漢の最終兵器によって屈服してしまった。 45分にわたるおしっこ我慢をし、15分も痴漢の責めに耐えた汐里の女の子の部分も、電マの無慈悲な責めには一瞬で屈服してしまった。 無限にも感じられるお漏らしをしてしまった汐里は、なんとか女子トイレの中に逃げ込み、その汚れた女の子の部分とパンツを拭くのだった。
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