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1分ぐらいで読める、これまでのあらすじ
七都の家のリビングには、どこにも通じていない、不思議な緑の扉があった。
ある日、飼い猫のナチグロを追いかけ、その扉を通り抜けた七都は、そこが別の世界で、自分がその世界で恐れられている『魔神族』であり、風の魔王リュシフィンとも関係があることを知る。【第1話 緑の扉】
七都は夏休みに再び『向こうの世界』への扉を開けるが、道案内をしてくれるはずのナチグロ=ロビンに、『魔の領域』の中にある風の都に1人で来るようにと言われ、置き去りにされてしまう。
その直後、魔獣グリアモスに襲われた七都は魔神狩人の少女に助けられ、前回来た時に知り合った、アヌヴィムの魔法使い姉弟の館で手当てを受ける。
彼らに魔法や剣の使い方を教示された七都は、自分が何者であるのか、また、15年前から行方不明の母に会うため、そして、グリアモスから受けた胸の傷を治すために、魔王と魔神族が住むという『魔の領域』を目指して旅に出ることにする。【第2話 魔神の姫君】
『魔の領域』の、まずは地の都をめざして旅を続ける七都は、その途中、同族の魔神たちやアヌヴィムに出会い、さまざまな出来事に遭遇する。
そして、ついに『魔の領域』に到達し、その門をくぐるのだった。【第3話 赤い眼のアヌヴィム】
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