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仲直りはもちろんベッドのなかで❤️
「涼太‼葵‼優‼」
運動会が終わり、涼太の仕事が終わるのを待って、三人に手首をがっしり掴まれて、優の運転する車で真っ直ぐ向かったのは、インター近くのラブホテルだった。
「家だと、蓮や、幸の事ばかり気にして、全然集中出来ないだろ⁉」
と葵。
「いっつも、真生、声を押さえてるでしょう、ここなら、真生の可愛いい声沢山聞けるでしょう」
と涼太。優は、優で、
「この際だから、第一夫を決めでもらおうかな」
と、不吉な事まで言い出すし‼
「涼太も、葵も、優も同じくらい大事だから」
慌てて言い返すも、
「それ、いいかも」
「優、ナイスアイデア‼」
涼太と、葵は聞く耳を持ってくれなかった。
皺一つない真っ白なキングサイズのベットにごろんと寝かされた。
二人を見上げると、揃いも揃って怖い顔をしていた。
優はというと、備え付けの冷蔵庫の脇にある、小さなショウケースの中を覗き込んでいた。
「葵、涼太、面白そうなの色々あるよ。アナルパールに、オナホールに、バイブに・・・」
鼻唄を口ずさみながら、何かを購入していた。
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