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「どうしたの真生?顔真っ赤だよ。あれ、もしかしてエッチな事考えていた?」
「そ、そんな訳ないだろ。子供の前で」
動揺しながらも、平静を装うだけで精一杯だった。
「僕はエッチな真生嫌いじゃないよ。むしろ、大好き」
涼太が腕にしがみついてきた。葵も負けじとしがみついてきた。
あの、お前ら・・・
今はご飯の時間。俺らが蓮の手本になるべきなのに。本当、二人には困ったもんだ。
その日は、蓮と俺を真ん中にして、四人で川の字で寝る事に。蓮は、大好きな涼太と、これまた大好きな園長先生に囲まれ、興奮するなというのも無理な話しなのだが、テンションが普段より高くなってしまい、なかなか寝てくれなくて大変だった。
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