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雫「メロンパン王国.......??」
夏希「自分が入学する学園の大きさに驚いて現実逃避をするな、帰ってこい。」
あのどこまでも続く階段を登りきり、呼吸を整えて前を見たら、奥の方に大きな城があった。
世界遺産ランキング5位ぐらいに入ってそうな城で、(適当過ぎる)1つだけではなく沢山の城ぽっい建物が沢山あった。
別次元に来たような感覚。どうしてなっちゃんがこの景色を見て驚かないのか、摩訶不思議。
夏希「学園のパンフレット見たから。」
ぱ、パンフレット.......ほほぅ、自分は見てない。
あったんだパンフレット.......ほほぅ。
おねえさんうらむぞ(おこ)
大きな城の前に、この大きな門を押して入ろうとした時、ドタドタドタっっ!ガンッ!と壮大な音と共に横から何かが大きな門と衝突した。
ただただ痛そう.......。起き上がった何かをよく見るとおじさんだった。
そのおじさんは大きな門を両手で掴み、門の間の隙間に顔を入れ、大きな声で意味不明な言葉を叫びだした。
おじさん「ぐっっ、何故だ!何故、私の息子が不合格なんだ!私を誰だと思っている!!私は次期総理大臣になる男だぞ!?(妄想)丸男は沢山勉強したんだぞ!?優秀な丸男がこの学園に入れないなんておかしいじゃないか!!」
ぜぇーぜぇー言いながらちょっとやばいおじさんがこちらをチラッと見ながら指を指して叫んだ。
おじさん「!?何でこんな、ちんちくりん共が受かって、丸男は不合格なんだ!!今すぐ、丸男の不合格を撤回しろ!!そしてこのちんちくりん共を不合格にしろ!」
自分の隣から「あぁ?」と低い低い声が聞こえた。
なっちゃんがブチ切れ寸前の時に、救世主が現れた。
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