63人が本棚に入れています
本棚に追加
/137ページ
マリコと別れてバイトへ向かう間
まおは、友人が出来たことが嬉しくて
父親にLINEで報告していた。
既読【まお】大学で友達が出来たよ♫
【桜井亨】良かったな!
既読【まお】凄い美人!
【桜井亨】画像求む!
既読【まお】今度ね!(笑)
【桜井亨】バイトか?
既読【まお】うん。
【桜井亨】気を付けてな!
既読【まお】行ってきます♫
何かあると、まおは必ず父親に報告していた。
まるで、恋人同士か? と友人からは、いつも
不思議がられているが、まおは全く気にしていない。
そうすることが、まおにとってずっと
当たり前になっていたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!