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④ー大学ー
「…それで
入ったサークルの、
学科が同じ子と
友達になって。
…その子、
すごい、明るくて、
かわいくて、
みんなから好かれるような子で、
いい子で。
私もいい子だなって思って、
…好きになって。
それから、
その子以外のサークルの人も
信じられるようになってきて。
サークルが楽しくなって、
サークルの人達が、
…大好きになって。」
「…それぐらいのときに、
１人暮らし始めて。
費用は、ほとんど
自分で稼がないと
いけなかったから、
時給高い所で
バイト始めて。
時給高い分、
仕事内容とか、
求められる技術とか、
厳しくて。
…上司とかも、
すごい怒鳴る、
怖い人達しか
いなくて。」
「その職場の、
更衣室のすぐ隣が、
休憩室だったんですけど、
私が
更衣室で着替えているって
わかっているはずなのに、
休憩室で、
上司の人達が、
…私の陰口、始めて。
私のミスのこととか…
私がしていないことも
加えられて、
あることないこと…
私が完全に悪いように
脚色されていて。
…すごい、
怖くて。
でも、休憩室通らないと
帰れないから、
更衣室で、
１人で、ずっと泣いて。
…でも、
金銭面的に、
辞めるって発想はなくて。
…辛いけど、続けていて。」
「でも
あんまりにも辛くて…
それで、
サークルの、
私の好きな友達の子に、
愚痴を聞いてもらったんです。
…『愚痴話してごめんね。
こんな話、聞きたくないよね』
って言ったら、
その子、
『女の話は
ほとんど愚痴なんだから
気にしないで』って、
笑って言ってくれて。
…すごい嬉しくて。
その子のこと、
もっと、好きになって。
その子に勧められて、
結局そのバイトは辞めて、
他の所に替えて。」
「…まあ、
色々なバイトを経験しましたけど、
どこも、やっぱり、
上司からの陰口とか、
お客さんからの、
身に覚えのないことでの
クレームとか、
ありましたけれど。」
「…上司って、
下の人を、
戦力としか見ていない人が
多いって、感じました。
だから、体調悪くなって
急にバイト休みたくなっても、
もっと早く言わないとって
休むの止められたり、
怒られてしまうことが、いつもで。」
「お客さんも…
順番待ちのイライラとか、
些細な不満を店員にぶつけられる
方が、本当に…多くて。」
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