あとがき

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───これは魔王と勇者が共に生きる世界の語られなかったエピソード。 時は世界が揺れた大事件、『ルベルディーゼの襲日』から半月が過ぎた頃。 人間界も魔界も慌ただしくなっていた最中に起きた、たった数日間のもう一つの大事件。 「───魔王と勇者が共存…新しい平和……そんな戯言が実現するわけがないだろ」 それは、仮にも世界を平和にしようと願った者が引き起こしたあり得ない出来事。 「そう思わなかったのか?勇者レアティアよ」 「……あなたは、どうしてまだ生きているんですかッ…!」 世界の流れを逸脱し、それでも悲願を達成するためだけに生き長らえた人でも魔物でもない存在。 「魔王が平和を語るなど滑稽にも程があるんじゃないか?魔王リオシス」 「もうテメェの時代は終わってんだよ。今さら出てきてもテメェの役目なんてありはしないんだぜ?」 ───『先代勇者』。 彼の目論見は、平和へと繋がる架け橋の破壊。 「聖剣は失った。だが俺は新たな剣を手に入れた───天より与えられし人類の秘宝、幻の宝剣をな」 ここへ来てまさかの再熱!? 本編では語られなかった魔界も人間界も巻き込んだとある激闘!! 『俺は魔王で思春期男子!⑥.5』 近日、執筆開始!(←ここ重要)
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