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第二百六回:告ぐるうた 室生犀星作
女流詩人と男たちの恋愛関係が描かれている小説なんですが、後半からなんかドンキーコングみたいに女流詩人に向けて大岩転がしちゃうというドンキーコング的な展開になってしまいます。
まぁこの小説は犀星のなかでも失敗作だと思いますが、犀星の小説は本当にいいので読んでほしい。傑作『杏っ子』や怪作『蜜のあはれ』の他にも安部公房絶賛の『海』や『字を盗む男』等特に晩年に傑作が集まっているのでぜひ読んで感想をコメントやレビューで書いてください。というか犀星はあまりにも評価されなすぎ、語られなさすぎ、花粉症が出るぐらい過ぎだらけなのでよろしくお願いします。
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