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第二百九回:氷島 萩原朔太郎作
群馬人が群馬人でしかいられない哀愁を書いたグンマ詩人萩原朔太郎の絶唱である。都会人のふりをして月に吠えていたり、フランスへ行きたしと思へどもと歌っていたグンマ人萩原朔太郎がグンマ人であることの誇りに目覚め、文語体でグンマ人である事の悲しみを歌ったこの詩は月に吠えるを超えて朔太郎の代表作になった。朔太郎はビジュアル系の走りであるが、ビジュアル系を捨てた事で一皮剥けて立派なマンナンライフのこんにゃくになったのである。
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