体力お化け

6/6
前へ
/6ページ
次へ
私は、先生と結婚して子供を産んだ。 心配していたが、普通の男の子だった。 ただ、成長が早く、おっぱいをあまり飲まなかった。 時折、瞳の色がかわるが気にしない事にしている。 先生との生活は、私にとっては普通におもえた。 夜は、銀色の大きな狼に抱かれて眠る。 とても、ふかふかで柔らかい。 彼が、化物なのか?神なのか? そんな事は、どうでもよいことに思えた。 今日も、忙しく人々の命を救うのだろう。 私は、銀色狼の妻として生きよう。 それは、私達、家族だけの秘密だ。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加