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街中を歩いていると、私はふと足を止めた。
見てみるとそこには、それに関するイベントをやっているのか、それに関するイラストが展示されていた。
私はそのイラストを一目見て真っ先に、『すごい…！』と実感した。
ただ描かれてるだけでなく、『作者だからこそ描ける事』が色んなところに表れていて、画風自体魅力的なものも相まって、まさしく普通じゃない実感を感じさせる。
これぞまさしく…
…！
その時、私はふとある事を感じた。
今私が見ているもの、何より実際そこにあるのは他でもない『イラスト』…
何より、このイラストは少なくとも『今私が実感している事』とは別のものが描かれているもの…
そうであるにもかかわらず…
不思議に思うような心境のもと、私はその場を後にした。
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