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エリザベータのお父さんは
ちゃんと座ってくれたわっ
エリザベータの父親
「エリザベータ!まったく…
うちのエリザベータが申し訳ない。
おお、そうだ…エリザベータ
彼らに例の話を。」
エリザベータは自分の父親から
こちらに視線を向けてきた…
不機嫌そうにしてたのに
急に満面の人懐っこい笑みを浮かべる!
作り笑いだというのは
すぐに分かったけどね…
エリザベータ・ダンク
「ベネディッタ、あなたを
舞踏会に招待したいの!」
お父様
「おや、良かったじゃないか!アーリル!」
お父様の視線がこちらに向けられた。
私
アーリル・ベネディッタ
「まあ!それは楽しみだわ!」
エリザベータは黒笑いを浮かべて
なんだか、悪寒がする…
エリザベータ・ダンク
「ふふん…じゃあ決まり!
舞踏会は明後日よ、お上品に
エレガントなドレスを着てきなさい!」
(心:凡人のこの女を連れていけば
あたくしがもっと目立つ…
あたくしが美しく見えるはず!
そうすれば、ヘルツィッヒ伯爵も
わたくしに…!ぐふふふ…っ)
エリザベータはなにか
企(たくら)んでるような顔をした…
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