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私
アーリル・ベネディッタ
「そんなの、ひどいですね…
自分が好きになった
楽器を弾いてるだけだというのに…」
ヘルツィッヒ伯爵は微笑して
そのももの上を手のひらでポンポン叩く。
伯爵
ヘルツィッヒ・ヴィルヘルム
「分かってくれて
嬉しいぞ…おいで、ハニー」
私は静かにヘルツィッヒ様の目の前まで行き
そのももの上に遠慮がちに座る…//
私
アーリル・ベネディッタ
「あの…私、途中からしか聞いてないので…
もう一曲、弾いてくれませんか?」
ヘルツィッヒ様は頷いてくれたっ
伯爵
ヘルツィッヒ・ヴィルヘルム
「良いだろう、きみために
もう一曲弾こう…」
椅子がくるっと回って
私は彼の股の間に座らされる//
背中にヘルツィッヒ様の胸部の厚みを感じて
胸がドキドキしてる…!
少しして彼の指先が再び
鍵盤の上を滑り音色が流れ出したわっ
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