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流れる指先に合わせて
聞こえてくるパイプオルガンの旋律に私は
目を閉じて聞き入ってしまった…
~♪~♪
私
アーリル・ベネディッタ
「…♪」
伯爵
ヘルツィッヒ・ヴィルヘルム
「・・・」
~♪~♪
この音色、やっぱり好き…
ヘルツィッヒ様と同じぐらい好き…//
しばらく聞き入ってたら曲が終わって…
私はゆっくりと目を開く。
そして、拍手していた…っ
私
アーリル・ベネディッタ
「最高ですっ、ヘルツィッヒ様!
とても素敵な1曲でした!
本当に、ありがとうございます!」
私は軽く振り向いて
ヘルツィッヒ様に微笑みかける。
伯爵
ヘルツィッヒ・ヴィルヘルム
「こんなに喜んでくれたのは…
きみが初めてだ、ありがとう。」
ヘルツィッヒ様に後ろから柔らかく
抱きしめられて、心臓がバクバクしてるわ…///
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