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「あっ、まっ、んんっ……ん、っぁあっ」
一斉に襲い掛かってきた快感にすぐさま緊張など忘れ、咲久良は嬌声をあげる。
乳首を親指と人差し指で摘まんだり引っ張ったりすると、より甘い声を漏らした。
身体を起こすため唇を離すと、うっすらと瞼を開いてぼーっと俺を見つめてくる。
その表情はまるで、もう終わりなのかと少し残念がっているようにも見えて、啄むようなキスをおでこに落とすと、凰は身体を起こして持ってきたリュックを漁り、ローションのボトルとゴムを出した。
「ちょっと冷たいけど、少し我慢してね」
脚を開かせ、ローションをたっぷり彼の股間や起立に纏わせる。
「……あっ、待っ、あっ」
再び唇を落としながら起立を握り、上下に動かすと、塞がれた唇の中で喘ぎ声をあげる。
唇を離し、首筋にキスを落としながら下へと降りてゆく。
そして、先ほどまで弄っていた乳首に舌を這わせた。
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