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「あ、ダメ！ 僕、もう一度イっちゃう！」
准は、縋るような眼を向けて来た。
「ね、丞。一緒にイきたい。お願い……ッ！」
「解った。やってみるよ」
丞は、リズミカルに動かしていた腰を、ゆったりと落ち着けた。
円を描くように回し、准の内を抉る。
「あぁ！ それ、ダメぇえ！ やッ、あんッ、あぁあんッ！」
ぶるっ、と震え、准が精を吐いた。
その仕草、声、表情に、熱。
全てが丞に、火をつけた。
「出すぞ」
受け取ってくれ、と丞は自らの全てを解放した。
「んあぁあ！ ぅああ、あんッ！ はぁああ！」
大量に、長く射精する丞を、准は全身で受け止めた。
「准、愛してるよ……」
「あ……」
初めて、愛してる、って言ってくれた……。
准の体だけでなく、心にも、甘い余韻はいつまでも絡みついていた。
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