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1.好物と婚約破棄
私には婚約している人がいるのですけれど、婚約している人は
私が一人暮らししている事を良い事に、私の家へ遊びに来ているのでした。
私のお名前は野々村紗枝で年齢23歳、職業OLです。
婚約している人のお名前は菊池耕哉で年齢23歳、職業サラリーマンです。
私と耕哉は今、TVゲームしてて一緒に遊んでいるのですが、
耕哉の方がゲームが上手くて私は下手です。
どうして下手なのかなって考えているのですけど、考えても
答えが見つからないのでやめます。
私はトイレに行きたくなると耕哉に一言言ってからトイレに行きます。
トイレに行って戻ってくるとお皿の上に私の好物がさっきまであったのに、
なぜか知りませんけど、私の好物が無くなっているのです。
私の好物というのはドーナツです。
そのドーナツが無くなっているので耕哉に言い寄ると耕哉が食べたそうです。
私は怒り出すと耕哉に向かって、どうして食べたのって聞くと、紗枝が食べないと
思ったから食べたと言われます。
ますます私は怒り出すとコントローラーを引き抜いて、それを耕哉に投げつけると
耕哉は驚くだけで何もしてこないです。
私はイライラしてきててどうしようもないので私は耕哉に向かって言います。
ドーナツの恨みは重いのよ。
耕哉、私は婚約破棄させてもらいますって言いますと、耕哉はわかった、婚約破棄を
受け止める。
あっさりとしててつまらない私は耕哉にこう言います。
それでも男なの？ 情けないねと言います。
そうすると耕哉は何も言いません。
婚約破棄を出来た事はいいけれど、こうもすぐに終わると変というか、おかしいというか、
上手く行き過ぎてて嫌です。
でも、婚約破棄できたからにはスッキリしているし、これで私の好物を食べられる
心配も要りません。
これからは独身のままでいこうと思います。
恋愛すると自身のお時間も無くなるし、嫌なのでこれで良かったかもしれません。
婚約破棄というのは本当に素敵で素晴らしい出来事です。
婚約破棄に万歳!!
婚約破棄に感謝!!
婚約破棄に礼!!
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