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白川の手紙
霊園の近くの蕎麦屋で食事をしていると、白川の母親が封筒を取り出した。
「そう言えばこんなものがポストに入ってまして」
封筒には川端の名前、差出人は白川本人であった。
「うちの息子からあなたへ宛てた手紙か何かだと思うんです。でも今日届いたんですよ?不思議でしょう」
確かに見慣れた白川の字で書かれてある。
封を切って早速手紙を読んでみた。
そこに書かれていたのは、信じられない内容であった。
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