1𓂃𓈒𓏸

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「もう1人の日直…桜じゃん」 男子は気だるそうに呟く。 ___はいはい、私で悪かったですね! 心の中で悪態をついた相手は、小学生から知り合いの、濱田悠斗。 めっちゃふざけて、ムカつくけど… 少しかっこいいところもあるのが、更にムカつくんだよね。 私が濱田を凝視していると、濱田は眉間にしわを寄せた。 「なに?なんか顔についてんの?」 「え?い、いや別に」 意味もなく無意識に見ていたことが恥ずかしい。しかもこいつだし。 「まぁ、日直はお前一人でやれよ」 「はぁ!?」 無表情でさらっと意味不明なことを言ったので、思いっきり顔をしかめる。
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