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王の国
「さぁ、俺を処刑にしてくれ」
じゃあ、お望み通り。
俺は罪人をあっけなく殺した。
なのになぜだ。国民は俺を否定した。
潔の良い罪人をあっけなく本人のお望みのままに処刑したの言うのに。少しは戸惑いは無かったのか。とか、にんげんのする所業ではない。お前に感情は無いのかと批判をされた。まるで俺が悪人のような扱いをされた。平民の癖に口がデカい。
こいつらは与えられた仕事を考えないで、こなしているだけだ。努力もしないで不満ももたずただ淡々と。
おれはそういうやつが大っ嫌いだ。なぜ自分の立場に不満を持たない。上に行こうという精神は無いのか。同じ生物とは思えない。まるで家畜同然だ。
まぁ、でもそういうやつが居るから俺らが潤う。だが多すぎやしないか。みんな頭お花畑でも咲いているのか。
だが、彼らは仲間意識が強い動物だ。犯罪、殺人を犯したものでさえ、仲間だと思っている。
野放しにしたら殺されるかもしれないのに。
能天気な奴らばっかりで疲れる。
だから俺は王の権限で批判するやつを全員抹殺処刑にした。
この国には俺を批判するものは居なくなった。これでいいのだ。
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