障害

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俊輔君の真剣な気持ちを聞いて何とかしてあげたくなった。 式から1ヶ月経った。 恵子も落ちついた頃だろう。 まずは、恵子に相談しないといけない。 勝手に話をすすめる訳にはいかない。 結婚したから夜誘うのは悪いから日中ランチに誘った。 「恵子、久しぶり。新婚生活はどうですか?」 「真理、会いたかった!もう、聞いてよ。 毎日仕事で全然新婚じゃないよ。」 「旦那さん忙しそうな仕事だもんね。」 恵子達がラブラブとか想像できない。 「ごめんね。付き合ってたの内緒にしてて。あと、旦那の職業は皆に内緒にしてて欲しいの。」 「なんで、優秀なんだから宣伝した方が、いいんじゅない。」 「それがね。いろいろ有るのよ。 恨まれる事もあるから、家族はみんな内緒にしてる人が多いよ。 仕返しとか怖いから。」 なるほど、自慢できる職業なのにそういう事もあるんだ。 そうだ、いつ本題に入ろう。
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