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「さてと、ネズミさん、また、喜ぶかな。」
おじいさんはそう期待して穴の中におむすびを入れると、おむすびコロリンうれしいなあ、おむすびコロリンうれしいなあと喜ぶネズミの声が聞こえてきましたので嬉しくてたまらなくなって残りのおむすびもみんな穴の中に入れてしまいました。
すると、穴がふさがってしまってネズミの声が聞こえなくなってしまいました。
おじいさんはネズミたちが窒息してしまったんじゃないかと心配になって悲しくなって行き、遂にはネズミたちが窒息死したと断定してしまったので人がよすぎるのが災いして深い罪を感じてショックの余り熱中症をこじらせてころりと逝ってしまいました。
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