某所 自宅

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「はい、狩島です」 昨日のことがあってか、英司の声に元気が無い 『もしもーし、ごめんね朝っぱらから。僕の所に電話くれたみたいだけど、どうかしたの?』 今までの事を全て潤一に話した。潤一はただ黙って英司の話を聞く 『なるほどね、そりゃ何かあるかもしれないね。でも、最近は番組で心霊スポット行ってないもんね?何か思い当たることあるかい?』 英司はじっくりと考えたが、思い当たる節はない 『また今週末にでも鶴池先生の所に行きなよ。僕のほうでもって話しとくからさ』 潤一の言う通り鶴池先生に相談したほうがいいかもしれない。お願いすることにした 「すみません、ありがとうございます。よろしくお願いします」 お礼を言って電話を切り、仕事をするスタジオへ向かった スタジオに到着すると、リハーサルをして本番が始まる。本番が始まると、英司は一生懸命アピールするが何度がすべってしまう
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