589人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい、狩島です」
昨日のことがあってか、英司の声に元気が無い
『もしもーし、ごめんね朝っぱらから。僕の所に電話くれたみたいだけど、どうかしたの?』
今までの事を全て潤一に話した。潤一はただ黙って英司の話を聞く
『なるほどね、そりゃ何かあるかもしれないね。でも、最近は番組で心霊スポット行ってないもんね?何か思い当たることあるかい?』
英司はじっくりと考えたが、思い当たる節はない
『また今週末にでも鶴池先生の所に行きなよ。僕のほうでもって話しとくからさ』
潤一の言う通り鶴池先生に相談したほうがいいかもしれない。お願いすることにした
「すみません、ありがとうございます。よろしくお願いします」
お礼を言って電話を切り、仕事をするスタジオへ向かった
スタジオに到着すると、リハーサルをして本番が始まる。本番が始まると、英司は一生懸命アピールするが何度がすべってしまう
最初のコメントを投稿しよう!