第1話

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第1話

西暦2200年 日本のある地域の火山が時々小さな爆発をしていた。 それは普通ある事だからと天を仰いで見ている老人がいる。 老人の傍には孫の道之助が白くもくもくと広がる煙を見て、老人の手を強く握った。 「道之助、まあ、いつもの事だ、裏の地下に入っていな」 「うん、ジイ」 道之助は来月中学生になる。 事情あり祖父と住んでいた。
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