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────はい、今日も始まりました~、MFTラジオ! フリートークがメインのラジオです! 僕、藤田露彦が司会を務めさせていただきます! 今日のゲストは~……、瀬木悠遥さん!よろしくお願いします!
────はい、よろしくお願いします。
────今日は、最近の楽しみについて。始めましょう! トークフリー!!
────いや、それだとタックスフリーみたいになりません? トーク無し、みたいな(笑)
────確かに(笑) でも、こういう掛け声なんです。
────知ってます、僕、この番組を聞くのが日課なので。誰も何も言わないから、いつか、僕が突っ込んでみたかったんです。
────そうなんですか!? それは嬉しいです!そんな野望が(笑)
────はい(笑) で、最近の楽しみ、でしたっけ? あります、勿論。僕には、最近楽しみがあります。なんだと思いますか?
────えっ!? いや、わかんないですね(笑) なんだろう?
────まぁ、それを話す前に聞いて欲しい。僕の友だちのことを。
────おぉ、突然語り口調に(笑)
────いや、すみません、何となく(笑) えっと、それでですね。小学生の頃からずーっと一緒の友達が占いツクールで小説を書いていまして。友人Aとしましょう。
それから、中学生の時に出会った友達もそこで小説を書いていまして。そしてこちらを友人P、友人Qとしましょう。
友人Aとは今も親友で、本当に時々ですが会ったりもしています。
友人Pと友人Qとは、僕の態度に気に食わなかったところがあったらしく、あ、これは友人Aに後から聞いたことなんですが、それで、もう二、三年くらい疎遠になっています。
僕はこの友人たちの書いている小説を覗きに行ったんですよ、最近。そしたら、結構書いていて。凄いなぁ、めっちゃ書いてるな、って思いました。僕もそこは、見習いたいところなんですけど。
で、友人たちは僕がエブリスタで書いていることを知りません。何故なら言っていませんから。でも、友人Aは僕がなろうユーザーであることは、知っています。なろうでは僕は瀬木という名義で書いていませんが。
────えっと、なろうというのは……?
────あぁ、すみません、『小説家になろう』という小説投稿サイトのことです。
────あ、聞いたことあります。よく、異世界転生ものとかで書籍化してますよね! あんまり読まないですけど。
────はは、僕もあんまり読みません。ちょっと苦手というか。どうも好きになれない……。その理由は、ここでは長くなるので省きますが(笑)
────おぉ、気が合いますね! 好きになれない理由ももしかしたら一緒かも(笑)
────そうですね(笑) あ、でも『薬屋のひとりごと』は好きですよ。
────あー! 僕もそれ読んでますよ! 面白いですよね!
────はい、ミステリもの結構好きなんです。まだ全部は読み終わってないんですけどね……。で、ここからが僕の最近の楽しみの話です。
────話の腰を折ってましたね、すみません。
────いえいえ、いいんですよ。それでですね、僕の楽しみは、友人たちには多分ばれないだろうと高を括ってやっていますが、まぁどうでしょうね。Twitterもやっていますし、もしかしたらばれるかも。いやぁ、怖い。
────何がですか!?
────ふふっ、何が怖いって、僕、瀬木という名前を使って、コメントを書いているんです。もちろん、応援コメントですよ。これからも楽しみにしてますとか、そういう。
────へぇ!
────それがすごく楽しくて(笑)
友人Aにはノリノリでコメントしに行ったんですけど、それもタメで、なのに向こうは丁寧な対応をしてくださって。
“あれ? もしかして気づいてない? 嘘。でも気づいてないなら突然タメ口って失礼じゃん。”と思ったんです。
それから、謝って、敬語に変えました。
で、気づいてないならそのままでいいやと思って、そのまま他の作品にも感想送ったりしてるんです。
コメント貰うと嬉しいそうです。当たり前ですよね、僕も貰ったら嬉しいですもん。
────確かに。この番組にも、時々感想来るんですけど、すっごく嬉しいですよ!
────ですよね! それでも、知らない人から貰っていたと思っていたコメントが、実は知っている人だったら、どう思うんだろうと。
友人Pにもコメント送ったら、凄い喜んでて。でも本当は嫌になって疎遠になった友達ってわかったらどう思うんだろう。
────えっ、それは、どうなんでしょうね……。
────他人のふりしてコメント送るの、すごく楽しいんですけどね! しかもすごく喜んでくれるし。
こっちは知ってるんだけど、向こうは知らない。
なんだかそれが、すごく楽しくて。僕も他人のつもりで感想を送ってます。
IDとかでもばれそうですけど今のところばれてないみたいです。絶対、設定したプロフとか見られたらばれるんだろうな。
でも案外、友人Aの方が一枚上手で、わかってるけど他人のフリしてるんだとしたら……。
────いやあぁぁ、それは怖い! どうなんでしょうね!? 実際のところ。
────自分はばれてないと思ってコメントしてるけど、実は薄々感づいてたり……。それだと恥ずかしい(笑) しかも確かめようがない。
────すごいスリルゥ~~!
────あれ、どこかで聞いたような台詞が……(笑)
────あ、わかります?(笑)
────知ってます知ってます、落乱の伏木蔵ですよね。
────そうなんです、僕、小さい頃から好きなんですよ、忍者が好きなので(笑)
────そうなんですか、僕は最近友達のススメでハマりました。まだまだ新参者です。
────どんどん深くはまっちゃってください、待ってますよ(笑)
────はい、お願いします(笑)
────おっと、ここでお時間が来てしまいました。まだまだ話し足りないですが、この辺で。瀬木さん、ありがとうございました!
────こちらこそ、ありがとうございました。
────それでは、また!
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