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たつき君のおうちにお邪魔してから、
わたし、元気になったと思う。
体の方はもうダメで、元気になれるはずもないから——
もちろん、これは気持ちの問題。
でも毎日が楽しくて、なんだか生まれ変わったみたいに生き生きとした気分になるの。
だって、仕方ないでしょう?
大好きな彼のアパートで、憧れだった同棲生活。
彼は相変わらず冷たくて、わたしのことを見てくれないし、
話しかけてもくれないけれど。
わたしはぴったり、あなたのそばに——
いつだってそばであなたを見てる。
たつき君、愛してる。
あなたのそばにいられることが、
わたしのなによりの幸せ。
*
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