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迂刃鬼
武音
「夜宵…!」
わらわ
山中ノ雅
「わ、わらわはなにもしておらんっ
この鬼が勝手に…っ///」
狐の尻尾が九本ある青年、夜宵が
わらわに股がる鬼に飛びかかって
二人は部屋のすみまでころがっていき
わらわは起き上がった…
夜宵
「出会った頃は…
頼んでもないのに
俺のをしゃぶったり…
接吻してきてたくせにッ!
お、俺には股がったりとか
そんなことしてこなかったじゃんか!」
なぬ…そ、そんな関係じゃったのか…!?
迂刃鬼
武音
「…あれは、そなたを
われのそばに置いとくためだった…
しかし、そなたは求めぬ
いわぬではないか…
われは欲求不満なのだ。
しかし、そのおなごは
われの欲求に応えてくれた…
弱いくせにわれに挑んでくる
うえに、強がり…なにより
われから逃げなかった。
一目で心が奪われるのは当然であろう?」
夜宵は武音の上に股がっておる状態じゃ…
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