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な、なんと…まさかの鬼っ
迂刃鬼
武音
「そなたがこの城の城主か…」
わらわ
山中ノ雅
「そ、そうじゃ!
こ…この城は渡さんぞよっ!」
白髪の鬼は不適に笑う…
迂刃鬼
武音
「ほう…なるほど、そなたは…」
な、なんなんじゃ…この男はっ
わらわ
山中ノ雅
「わ、わらわには勝てんぞ!」
と…強気に言ってみたが…
なぜじゃ、戦闘中の
わらわはもっと力強い構えなのにっ
こんなに弱々しい構えになってしもうてる…!
迂刃鬼
武音
「ほう…ずいぶん
強気なのだな、そなたは…」
鬼はとんでもない速さで、わらわの
目前にせもうてきて…
わらわは刀をその鬼に向かって
慌てて振り下ろした!
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