21人が本棚に入れています
本棚に追加
カキィン!
わらわ
山中ノ雅
「きゃあっ!」
わ、わらわの刀が!
迂刃鬼
武音
「珍しい刀を持っておるのだな…
桜色の刀身が特徴的な名刀、桜子か。」
弾かれたわらわの名刀は天井に
突き刺さってしもうた!と…届かぬっ!
わらわ
山中ノ雅
「よ、よくもわらわの刀をっ!」
わらわは素手でその男に
無意味な攻撃をしかけるっ
トントントンッ!
両手で男の胸部を叩いてるわけじゃが
なんと、かたい鎧じゃ!
迂刃鬼
武音
「…フッ…」
ううー!びくともしないのじゃ!
両手の刀を霧散させた鬼は
わらわの片手首を掴んできたっ
わらわ
山中ノ雅
「は、はなせ~っ」
迂刃鬼
武音
「わが、子孫を残すために…使えそだな。」
もう片方の手で拳を作った
そやつはわらわの腹を力強く殴ってきたっ
わらわ
山中ノ雅
「かはぁ…っ!?」
な、なんとも…強烈な…
一撃……じゃ…っくぅ…っ
最初のコメントを投稿しよう!