【第1話】14歳がそれに至るまで

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1月14日 この日がやってきました。 14歳の少年少女達が、絶望するこの日…。 「たなかっちおはようっち!」 「あ、双葉か。おはよう。」 「…ねえ双葉。私たちこれからどうするのかな。」 「…と言いますとぉ?」 「ずっと毎日が繰り返し。ずっと同じことを、プログラムが設定されたロボットみたいに動く。日々の日常に感謝しろ、なんてよく言うけど本当に私は幸せかしら。」 「何言ってんのたなかっち…?」 「私…さ。」 その瞬間何者かが2人の脳天を銃で貫いた。 2人は気を失った。
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