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「はぁ…」
「轟も休憩?」
「ん、泳ぐの体力要る……」
「それな」
「…それ、先生のセンス?」
「高校生にイルカの浮き輪とか、何考えてんだろ、あの人」
「……」
「よぉ、お前らかき氷食うか?」
「「食べる」」
「ん?高木と啓一の分は?」
「いや、何か二人とも女子に囲まれてたから空気読んできた」
「ふーん」
「あーね」
「……そろそろ帰るか?」
「俺歩きで帰る」
「送るぞ轟」
「いらない」
「えー」
「日焼け…いたい」
「おおーーい!!轟!お前もう帰んの?」
「あ、田中…うん」
「悠人置いてっていーの?」
「……いい。今日ばーちゃんずっと一人だから」
「あぁ、おけ。じゃあな!気を付けてなー」
「おう」
「あれっ宮田、蒼人は?」
「先帰ったよ」
「えっ!?マジ?やべ、追っかけてくる!」
「荒井……せんせいが送るって言ってたよ」
「いや、俺もいい。蒼人どうせ歩きでだろ」
「じゃ、伝えとくわ」
「サンキュ」
「お前らも帰るか!」
「センセ家までおなしゃす!」
「へいへい」
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