いじめっ子くんと嘘

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いじめっ子くんと嘘

「おい、真琴(まこと)。 お前、今日笹薔薇(ささばら)に嘘コクしてこいよ。今日2-Bに呼んであるから絶対にいけよ。」 急に僕をいつもいじめてるいじめっ子から告げられたのは嘘コクをしてこいという命令だった。 「Σ( * ゜Д゜*)ナッ!! でっでも直葉(すぐは)くん、笹薔薇くんは男で…。」 「お前は男に告白してこっ酷く振られるんだな。」 僕をいつもいじめてくる直葉くんはいつもこんな感じの告白を強要してくる。 幼稚園の時は僕と仲良かった女の子に酷く振られてこいとか言ったり、 小学生の時に好きだった女の子に酷いことをしろと言ったり、 中学の時は好きなこを奪ってはすぐ捨てたりした。 直葉くんは俺に好きな人がいるととても怒る。きっと好きな人が被ったんだ。 そして高校。 今回は好きな子もいないのにどうして…。 「絶対にいけよ」 「(´・ω・`)ハイ…。」 これから僕は男の笹薔薇くんに告白を…。 └( 'Д')┘ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ どっどうしよう…。
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